佐渡の旅;其の2 〜長谷寺(ちょうこくじ)〜
車で10分の場所にある「長谷寺(ちょうこくじ)」です。
道中の181号線の雰囲気にワクワクしながら、
近くまで来て駐車場で少し迷いつつ。
(どうやら181号に一番近い駐車場に停め、長い階段を上がっていくのが、
こちらのお寺を一番堪能できるのかなと思います。)
迷いつつ登った駐車場から本堂へ向かう途中に
「副住職」がいらっしゃいました。。。
こちらが副住職、「コロちゃん」です^^
とっても温厚でひとなつこく、もれなく皆さんメロメロ。。。
可愛らしい副住職にご挨拶して進みます。
長谷寺、趣深い見どころがたくさんでした!
ご紹介していきますね!
急勾配ですが、美しい階段を上がっていきます。
こちらは樹齢500年と言われる高野槇(マキ)。
複雑な枝ぶりが迫力がありました!
807年に弘法大師が開基したそうで、こちらの建物も非常に趣深く。。
やはりとてもワクワクしてしまいます。
「花の寺」としても有名で、時期によってはボタンがとても見ごたえあるそうです。
槇の樹から振り返った風景。
緑がとても美しかった。。。
入り口の仁王門から登りきった正面には観音堂があり、
弘法大師作が作られた十一面観音立像3体(国の重要文化財)もあります。
・・世阿弥も来た場所に自分がいるんだと思うと
軽く舞い上がった私。。(ミーハーだなぁ。。)
その観音堂の横にある3本の大きな杉は、樹齢千年を超え
県の天然杉にもしていされているそうです。
そのうちの一つ。大迫力なんです。。
近くにいるだけで、パワーがいただけるような気がします(私感ですが)。
3本の杉を通り抜けると
そこにはたくさんの身代わり地蔵さんがいらっしゃいました。
異空間に飛び込んだような、凛とした空気感に一瞬ドキッとしつつ
お地蔵さん達は皆とても優しい、穏やかなお顔でいらっしゃいました。
お地蔵さんたちの横に更に上に上がる階段があります。
登る途中でも、お地蔵さんたちがむかえてくださりつつ
登った場所には、木漏れ日を浴びつつ美しく佇む「五智堂」
建立は江戸時代ながら、鮮やかな朱色が緑に映えていました。
訪れた時間帯も良かったようで(9月、10時半)光を浴びてとてもきれいでした。
今回いくつかご紹介させていただきましたが、
こちらも是非皆さんに訪れていただきたい場所だなあとしみじみ。。
こんなにたくさん(しかもご紹介しきれていない)の歴史的建造物を
この雰囲気の中拝見できること、
究極の「侘び」と「寂び」に触れられた気がしました。
佐渡、素敵すぎます。